自動受付精算機の価格は？おすすめメーカー8選の特徴を徹底比較！

自動受付精算機は、受付業務の省人化や待ち時間の短縮、会計ミスの防止に大きく貢献する一方で、「本体価格はいくらくらい？」「ランニングコストは？」「どのメーカーを選べば失敗しない？」と悩む方も多いでしょう。

本記事では、自動受付精算機の導入価格や月額費用の目安をわかりやすく解説するとともに、クリニックや病院、各種施設で導入実績のあるおすすめメーカー8選の特徴を徹底比較します。

これから導入を検討している院長先生・ご担当者の方は、機種選びの参考にしてください。

自動受付精算機の価格・費用相場

自動受付精算機の導入には、本体価格に加えて保守費用や周辺機器などの追加コストが発生します。ここでは導入前に知っておくべき主要な費用項目と、その一般的な相場を簡潔に解説します。

本体価格の目安と価格帯

自動受付精算機の本体価格は、搭載機能や筐体サイズによって幅がありますが、相場は100万〜200万円前後です。医療機関向けはレセコン・電子カルテ連携が必須となり価格が上がりやすい一方、受付と精算の基本機能だけのモデルなら安く導入できます。費用差を生む主な要因は、釣銭機の性能・セキュリティ・タッチパネル品質・連携機能などです。必要な機能を整理し過剰スペックを避けることで、無駄のない導入が可能です。初期費用が気になる場合はリースや補助金の活用も有効です。

保守・サポート費用の相場感

導入後は安定稼働のために月額1万〜3万円程度の保守費用が必要です。内容には故障対応、リモートサポート、部品交換、ソフト更新、レセコン・電子カルテ連動の不具合対応などが含まれます。医療機関は業務が止まると大きな影響が出るため、対応速度や窓口の有無などサポート体制の質が重要です。年額契約で割安になる場合もあるため、導入前に各プランを比較しておくことが大切です。

周辺機器にかかる追加コスト

本体価格のほかに、5万〜10万円ほどの周辺機器費用が必要になるケースがあります。領収書プリンター、お薬券発行ユニット、順番待ちディスプレイ、Wi-Fiルーターなどが代表的です。特に医療機関は患者案内や薬局連携のため追加設備が必要になることが多く、費用が増えやすい傾向があります。導入後の追加はコストが膨らみやすいため、事前に必要機器を整理し、総額を把握した上で見積り取得することが重要です。

自動受付精算機のおすすめメーカー・機種比較

自動受付精算機を選ぶ際は、機能・価格・導入実績など複数の観点からメーカーを比較することが重要です。ここでは信頼性の高い4社の機種を取り上げ、特長を詳しく解説します。

スマレジ

スマレジは多業種向けのPOSソリューションで、自動受付精算機としても活用できる機種を提供しています。高いカスタマイズ性と多数の決済手段への対応が強みで、受付から会計までをワンストップで処理可能です。さらに、クラウド管理機能を備えており、遠隔からの売上分析や在庫連携が可能です。

店舗・クリニック双方で導入実績を持ち、標準モデルから卓上タイプまで幅広いニーズに対応しています。もちろん医療機関向けにレセコンとの連動オプションも選択でき、多機能でながら操作性にも配慮された設計が魅力です。

本体価格	100万円〜
月額利用料	無料〜
新札対応	○
現金・キャッシュレス	どちらにも対応可
電子カルテ・レセコン連携	○
補助金	IT補助金対象製品
おすすめ度

クリニックキオスク

クリニックキオスクは、医療機関専用に設計された受付・精算機で、クリニックの業務フローに合わせた機能を豊富に備えています。受付票スキャン・診察券読み取り・顧客属性登録・クレジット・電子マネー決済などがワンパッケージで提供されており、導入効果が出やすいのが特長です。

特に患者導線を重視するクリニックでは、受付から診察、会計までの時間短縮に大きな効果が期待できます。また、ユーザーフレンドリーなタッチパネル操作と高齢者に優しいUI設計も高評価です。

本体価格	200万円〜
月額利用料	要お問い合わせ
新札対応	○
現金・キャッシュレス	どちらにも対応可
電子カルテ・レセコン連携	○
補助金	IT補助金対象製品
おすすめ度

ノモカスタンド（NOMOCa）

NOMOCa（ノモカスタンド）は、クリニック・診療所向けに特化した自動受付精算機で、再来受付機能・レセコン連動対応・高齢者にも使いやすい設計という三拍子がそろっています。バーコード読み取りにより会計処理を簡単にできる設計で、待ち時間の短縮・業務負荷の軽減を実現します。

筐体サイズも1420mm×460mm×298mm程度のコンパクト設計で、限られたスペースでの導入にも適しています。医療施設において「操作が難しい」「患者が使いこなせない」といった課題を抱える場合、その解決策として十分に検討できるモデルです。

価格・費用目安
200万円~300万円程度

Clinic POS（クリニックキオスクBIZ）

Clinic POS（クリニックキオスクBIZ）は、歯科・クリニック向けに設計されたPOS兼精算機サービスで、クレジットカード・電子マネー決済対応、会計データの自動記録、レセコン連携などを強みとしています。

受付スタッフの入力手間を減らし、誤入力・会計ミスの防止にも貢献します。さらに、導入後のデータ集計やレポート機能が充実しており、院内運営の改善に役立つ分析ツールとしても活用できます。医療分野において「受付精算をデジタル化したい」場合の有力な選択肢です。

SMA SEL（インテクア株式会社）

SMA SELは、医療機関向けに特化した自動受付精算機シリーズで、省スペース設計とわかりやすい操作性が大きな特徴です。卓上型から自立型まで複数のラインナップがあり、クリニックの規模やレイアウトに合わせて選択できます。

受付票のバーコードを読み取るだけで料金が表示され、初めての患者でも迷わず使えるシンプル設計が魅力です。また、レセコン連動にも対応しており、会計業務の自動化とスタッフの負担軽減を実現します。現金容量が大きいため、釣銭切れが起こりにくい安定運用ができる点も多くの医療機関で評価されています。

POSCO（株式会社ポスコ）

POSCOは、医療機関向けPOSレジ・自動精算システムとして開発されており、電子カルテやレセコンとの連動性能の高さが最大の強みです。請求データの自動取り込み、保険診療と自費診療の同時会計、未収金管理など、医療現場で必要な機能が充実しています。

会計待ちリストや患者呼び出しなどの補助機能も備えており、受付業務の効率化と正確性向上に貢献します。多診療科クリニックや中規模〜大規模医療機関で導入が進んでいるため、拡張性を求める事業者には特に適しています。

BCPOS（株式会社ビジコム）

BCPOSは、小売・医療・調剤薬局など幅広い業種で利用されているPOSレジで、自動釣銭機・キャッシュレス端末・セルフレジとの連動が可能なのが強みです。導入価格が比較的お手頃で、コストを抑えながら自動精算化を進めたいクリニックに向いています。

クラウドで売上・顧客管理ができ、在宅医療や複数院展開にも柔軟に対応できます。医療機関向けの特別モデルもあり、操作しやすいUIと安定したデータ管理により、初めてシステム導入を行うクリニックでも安心して利用できます。

ハヤレジ（ハヤレジ株式会社）

ハヤレジは、医科・歯科・調剤薬局など医療機関専用に開発された自動精算システムで、レセコン連動による自動会計処理を強みとしています。自動釣銭機レジ運用とセミセルフ運用の両方に対応しており、クリニックの運用方法に合わせて選択できる柔軟性があります。UIは高齢者にも配慮した大きめボタン・シンプル画面で、誰でも使いやすいインターフェースになっています。

また、誤入力防止機能やセキュリティ対応も強化されており、医療現場でのトラブル削減に貢献します。補助金対象として利用できる場合もあり、導入しやすさの面でも人気の高い製品です。

自動受付精算機を選ぶときのチェックポイント

自動受付精算機の導入では、使いやすさ・コスト・サポート・機能性の4つが重要です。ここでは、導入後に後悔しないために、特に確認しておきたい選定ポイントをわかりやすく解説します。なお重要箇所は太字で記載します。

高齢者にも使いやすい操作性かどうか

自動受付精算機を導入する際は、利用者の年齢層を考慮することが重要です。特に医療機関では高齢者が多く、誰でも迷わず操作できるシンプルなUIかどうかがポイントになります。大きなボタン、わかりやすいアイコン、文字の視認性などが整っているかをチェックしましょう。

また、画面の案内が複雑すぎると操作ミスや混雑の原因になるため、直感的に選択できる画面設計が求められます。視覚や聴覚への配慮として、音声ガイダンスや画面コントラスト調整などの機能が備わっているかも確認したい点です。導入前にデモ機を操作したり、高齢者に使ってもらって動作を確認することで、実際の運用イメージをより正確に把握できます。

サポート体制・保守内容は十分か

自動受付精算機は毎日使用する設備であり、トラブルが発生すると受付全体がストップしてしまう可能性があります。そのため、迅速に対応してくれるサポート体制かどうかは非常に重要な比較ポイントです。電話・メール・リモート対応・駆けつけ対応など、窓口の種類と対応時間を確認しましょう。

また、保守契約の中には「部品交換込み」「定期メンテナンス込み」「レセコン連動の不具合サポート込み」など内容に差があります。導入後の安定運用を考えると、対応範囲が広く、トラブル対応が早いメーカーを選ぶことが最も重要です。年額契約で割安になる場合もあるため、費用とサポート内容をセットで比較しましょう。

導入価格とランニングコストは適正か

自動受付精算機は本体価格だけではなく、保守費用・周辺機器・キャッシュレス決済手数料など複数のコストが発生します。導入前には、初期費用と月額費用の総額が予算に合っているかを必ず確認しましょう。本体価格は100万〜200万円が一般的ですが、どこまでの機能が必要かを見極めることでコスト削減も可能です。

また、補助金やリースを利用すれば、初期負担を大幅に軽減できます。特に医療機関ではレセコン連動費用やネットワーク工事が追加で発生することも多いため、最終的な支払い総額を見積書で細かく確認することが大切です。ランニングコストをきちんと把握することで、長期的に無理のない運用計画が立てられます。

必要な機能がきちんと搭載されているか

自動受付精算機はメーカーによって搭載機能が大きく異なるため、導入前に自院の業務に必要な機能がそろっているかを確認することが不可欠です。例えば、キャッシュレス決済、レセコン・電子カルテ連動、再来受付、領収書・お薬券発行、順番待ちディスプレイ連携などは医療機関で特に重要です。

また、飲食店・物販店で導入する場合は、POSレジ連動や在庫管理機能が役立ちます。必要以上の機能を搭載した高額モデルを選ぶとコストが無駄になるため、“必要な機能”と“あれば便利な機能”を事前に切り分けることがポイントです。導入前に業務フローを整理し、機能要件を明確にした上でメーカーを比較しましょう。

自動受付精算機にあると便利な機能一覧

自動受付精算機には、業務効率を高めるための便利な機能が多数搭載されています。ここでは、導入時にぜひチェックしておきたい代表的な機能をわかりやすく紹介します。重要箇所は太字で記載します。

キャッシュレス決済への対応状況

キャッシュレス決済に対応していると、現金管理の負担が軽減され、会計処理がよりスムーズになります。クレジットカード・電子マネー・QR決済など、対応範囲が広いほど顧客満足度も向上します。

POSレジとの連携機能

POSレジと連携できると、売上データや顧客情報が自動的に統合され、会計作業の二度手間が解消できます。在庫管理・予約管理・モバイルオーダーなど他機能との連携も容易になり、運用効率が大幅に向上します。

再来受付・予約受付機能（クリニック向け）

クリニックでは、再来受付機能があることで患者がスムーズに受付でき、待ち時間の短縮に貢献します。また、会計と同時に次回予約ができるため、受付業務の負担軽減と患者サービスの向上につながります。

お薬券・領収書の自動発行機能

精算と同時にお薬券や領収書を自動発行できると、患者の動線がスムーズになり、受付スタッフの手作業も減ります。薬局との連携がしやすく、誤渡し防止にも役立つ機能です。

レセコン・電子カルテ連動機能

レセコン・電子カルテと自動連携できると、会計データの入力ミスが防止でき、会計処理の精度が大幅に向上します。請求業務の自動化にもつながるため、医療現場には必須の機能ともいえます。

順番待ち表示・呼び出し機能

順番待ち状況をディスプレイに表示できると、患者や顧客が自分の番号を把握しやすく、待ち時間の不安を軽減できます。番号呼び出し連動により、案内業務が効率化され、混雑緩和にも役立ちます。

自動受付精算機を低コストで導入する方法

自動受付精算機は高額な設備ですが、工夫次第で初期費用を大きく抑えて導入することが可能です。ここでは、費用負担を軽減しながら効率的に導入するための3つの方法をわかりやすく解説します。重要箇所は太字で記載します。

リース・分割払いを活用して導入する

自動受付精算機は本体価格が100万〜200万円と高額なため、リースや分割払いを活用することで初期費用を大幅に抑えられます。リース契約では月額2〜3万円程度で利用できるケースも多く、手元資金を減らさずに導入できるのがメリットです。

また、最新機種への入れ替えもしやすく、メンテナンス込みのプランであれば運用負担も軽減できます。ただし、契約期間中の途中解約ができない、総支払額が購入より高くなる可能性があるなどのデメリットも存在します。そのため、長期運用の計画や費用対効果を踏まえて契約内容を確認することが重要です。

サブスク型で利用できるサービスを導入する

近年は、自動受付精算機をサブスク（月額制）で利用できるサービスも増えています。初期費用がほぼゼロで始められ、導入ハードルが非常に低い点が魅力です。サブスク型は、機器レンタル・保守サポート・ソフト利用料がセットになっているケースが多く、月額料金のみで運用できるため予算管理がしやすくなります。

また、突然の故障やトラブルにも対応してもらえるため、設備投資に不安がある小規模クリニックや店舗に最適です。ただし、長期間利用すると総額が高くなる場合もあるため、利用期間とコストのバランスを見ながら検討すると良いでしょう。

IT導入補助金など各種補助金を活用する

自動受付精算機を低コストで導入する最も効果的な方法が、IT導入補助金などの補助金制度を活用することです。医療機関や小規模事業者であれば、IT導入補助金・業務改善助成金・ものづくり補助金などを利用できる可能性があります。特にIT導入補助金では、対象機器の導入費用が最大3/4まで補助されることもあり、高額な自動精算機を大幅にコストダウンして導入できます。

補助金を活かすには、対象となる機器・事業者区分・申請スケジュールを事前に確認し、申請サポートに対応したメーカーを選ぶことが成功のポイントです。導入費用を抑えつつ高機能な機種を選びたい場合に、非常に有効な手段です。

自動受付精算機の導入で利用できる補助金

自動受付精算機の導入は高額になりがちですが、補助金を活用することで費用負担を大幅に軽減できます。ここでは導入時に特に利用される代表的な補助金を紹介し、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。重要箇所は太字で記載します。

IT導入補助金

IT導入補助金は、自動受付精算機の導入で最も利用されることが多い補助金です。最大で3/4の補助が受けられる可能性があり、初期費用を大幅に削減できます。対象となるのは、ITツールとして登録されている自動精算機・セルフレジ・受付システムなどで、医療機関や小規模事業者も申請可能です。また、キャッシュレス対応やレセコン連携などのデジタル化促進に適した機能は評価されやすいため、対象製品を扱うメーカーに申請サポートを依頼することが成功のポイントとなります。

業務改善助成金

業務改善助成金は、厚生労働省が行う制度で、業務効率化による生産性向上を目的とした設備導入に対して助成が受けられます。自動受付精算機は業務の省力化に寄与するため、対象設備として認められるケースが多いのが特徴です。従業員の賃上げを行うことが前提条件となりますが、その分助成率は比較的高く、導入費用の負担を大きく軽減できます。自動精算機の導入だけでなく、周辺機器や業務改善に関わる追加設備も対象となる場合があり、総合的な省力化プロジェクトとして申請できるのがメリットです。

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

この補助金は、中小企業の生産性向上を目的とした大型の補助制度で、高額な設備導入にも対応している点が大きな特徴です。自動受付精算機やセルフレジ、POSシステムなど、業務効率化につながる機器の導入が対象になります。補助上限額が大きく、場合によっては数百万円規模の補助を受けられる可能性があるため、クリニックや中規模施設では特に活用メリットが高い補助金です。ただし、申請書類が多く審査も厳しいため、専門家やメーカーのサポートを受けながら申請することが成功の鍵となります。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、商店・クリニック・小規模事業者が利用しやすい制度で、比較的少額の導入費用に対して補助が受けられるのが特徴です。受付業務の効率化、キャッシュレス対応、顧客サービス向上など、売上アップにつながる取組みであれば申請でき、自動受付精算機も対象になるケースが多いです。補助率は2/3程度で、上限も50〜200万円と申請枠によって異なります。小規模クリニックや個人事業主が手軽に活用できる補助金として人気があります。

中小企業省力化投資促進支援補助金

中小企業省力化投資促進支援補助金は、省力化・自動化・無人化につながる設備導入を広く支援する制度で、自動受付精算機はまさに対象となる代表的な設備です。人件費削減・業務効率化・待ち時間短縮などの効果が評価されやすく、補助対象も広範囲に及びます。申請には事業計画の作成や効果の明確化が必要ですが、その分採択されれば大きな支援を受けられます。人手不足対策として導入する場合にも相性がよく、長期的に運営負荷を減らしたい事業者におすすめの補助金です。

自動受付精算機を導入するメリット

自動受付精算機の導入は、受付・会計業務の効率化だけでなく、ミス削減や顧客満足度の向上にもつながります。ここでは導入によって得られる代表的なメリットをわかりやすく解説します。重要箇所は太字で記載します。

受付・会計業務の効率化と省力化ができる

自動受付精算機を導入する最大のメリットは、受付から会計までの一連の業務を大幅に効率化できることです。患者や顧客が自分で受付・精算を行うため、スタッフが会計処理に割く時間が減り、業務の省力化が実現します。これにより、受付窓口の混雑が軽減され、待ち時間の短縮にも貢献します。また、スタッフは事務作業から解放され、より接遇や専門業務に時間を充てられるようになります。限られた人員で運営しているクリニックや店舗では、人手不足の解消や業務負荷の軽減に直結する大きなメリットとなります。

誤入力・ヒューマンエラーの防止できる

自動受付精算機は、入力内容を自動で読み取り処理するため、手作業での入力ミスや金額間違いが大幅に減るというメリットがあります。特に医療機関では、診療費の入力ミスはトラブルにつながりやすく、再計算の手間や時間も発生します。自動精算機を使えば、レセコンや電子カルテと連携して正確なデータ処理が行われるため、ヒューマンエラーの発生を根本的に防止できます。また、釣銭の間違いやレジ不一致のリスクも減り、正確な会計処理とデータ管理が可能になります。結果として、スタッフの精神的負担も軽減され、安心して受付業務を行える環境が整います。

顧客・患者の満足度・リピート率向上に繋がる

自動受付精算機の導入は、顧客・患者の満足度向上にも大きく貢献します。受付や会計がスムーズに進むことで、待ち時間が短縮され、ストレスの少ない利用体験が提供できるためです。また、クレジットカード・電子マネーなどのキャッシュレス決済にも対応している機種が多く、支払い方法の選択肢が広がることも利便性向上につながります。さらに、受付が混雑しにくくなるためプライバシーが守られ、安心して利用できる環境が整います。会計の正確さも高まり、信頼性が向上することで、リピート率のアップや口コミ向上にもつながります。業務効率化と顧客体験の向上を同時に実現できる点は、自動受付精算機の大きなメリットです。

自動受付精算機導入前に知っておきたいデメリット

自動受付精算機は多くのメリットがありますが、導入前には費用面や運用上のリスクもしっかり把握しておくことが重要です。ここでは特に注意したい3つのデメリットをわかりやすく解説します。重要箇所は太字で記載します。

初期費用と月額費用の負担が掛かる

自動受付精算機の導入では、本体価格100万〜200万円前後という高額な初期費用が大きな負担となる場合があります。さらに、導入後も保守費用やシステム利用料などの月額費用が継続的に発生します。特に小規模クリニックや個人店舗では、この固定費が経営を圧迫する可能性があります。また、周辺機器の導入やネットワーク工事など、追加費用が発生するケースもあるため、総額を事前に見積もっておくことが重要です。導入後のランニングコストも含めて、長期的な投資として耐えうるかを慎重に判断する必要があります。

メンテナンス・サポートにかかるコストが掛かる

自動受付精算機は毎日使用される設備のため、定期的なメンテナンスやサポート契約が欠かせません。保守費用の相場は月額1万〜3万円程度で、故障対応や部品交換、リモートサポートなどの費用が含まれます。しかし、保守内容はメーカーごとに差があり、サポート範囲が狭いプランを選んでしまうと、トラブル時に追加費用が発生するケースもあります。加えて、レセコン連動の不具合対応は専門知識が必要なため、対応に時間がかかる場合もあります。長く使う設備だからこそ、メンテナンスコストを考慮したプラン選びが重要です。

故障・トラブル発生時の業務停止リスクがある

自動受付精算機は電子機器である以上、**故障やトラブルが発生するリスクを完全には避けられません。**機械が停止すると受付・会計が行えず、クリニックの場合は患者対応が滞り、混雑やクレームにつながる恐れもあります。また、ネットワーク障害やレセコン連動の不具合など、外部要因による停止も考えられます。こうした事態に備えるためには、代替手段の確保や、迅速に対応できるサポート体制が不可欠です。故障発生時の影響範囲と復旧までの流れを事前に把握し、リスク対策を講じておくことが導入成功の鍵となります。

自動受付精算機の導入相談はレジコンシェルジュへ

これから自動精算機導入をお考えの方は、無料の一括資料請求サービスをご利用ください。

レジコンシェルジュでは、複数会社への一括資料請求やお見積もりなどについて完全無料で行っております。

非公開情報も無料で提供させていただきます。まずはお気軽にご相談ください